エジプトにベリーダンス研修に行く準備をしていると、多くの方から「治安は大丈夫か」「気を付けて」と言われました。
確かにエジプトは2011年の革命、「アラブの春」以降、治安の不安により日本よりの観光客は激減、十分の一位になったと言われています。
現地観光業にも大きな打撃を受けているようです。
まず週3便あった直行便が2013年には0になりました。
しかし、2017年10月より直行便が日曜日に1便のみですが、復活しました。
今回はそれを利用しました。
ホテルは心配もありセキュリティ―のしっかりしているところを選びました。
観光地ですが、ギザのピラミッドに行きましたが、他の国の観光客や自国の学生などで賑わっており、ピラミッド周辺は治安も安定しているように感じました。
歌劇団員だった時、ヨルダンに公演に行くと観光地で子供が物を売っていました。たまたまかもしれませんが、そのような光景にも遭遇しませんでした。
日中は街中に買い物に出ました。
歩いて博物館にも行きました。
街中はいつもの日常という感じで、付きまといや話しかけは多いが相手にしないでいると離れていきます。
只、バッグはしっかり持って身構えます。
夜は雰囲気が変わり、個人では絶対出ない方が良いと思います。
道路を渡ろうとすると、信号も横断歩道もほとんど無い道路にひしめき合った車が、容赦なく突っ込んできます。
車は止まってくれないので、人間が忍者のようにすり抜けていきます。
現地の人は全く慣れているが、技を習得するまでは怖い。車とぶつかる!?と思ったことも(>_<)
ハンハリーリ(市場)には現地ガイドさんに連れて行って貰いました。
ベリーダンスの衣装店、マフムードさんのお店にも行きました。
少し離れた路上には母子が座り込んでいました。一日いる様子。。
現在は、思ったより普通に過ごせたという感じでしたが、滞在中に日本人には一人も会いませんでした!
行きの飛行機では有名旅行社の団体が数社入っていましたが、個人は珍しいようです。
今回はベリーダンス研修という目的がありましたが、まだ個人で旅行を楽しむというところまでは回復してないと思われます。
しかし観光客は徐々に回復しているそうです。
不安な部分もありましたが、エジプトでは先生をはじめ、現地の方々に大変お世話になりましたし、良くして頂きました。
エジプトでは連日、特別に考えて頂いたレッスンを受け、春休みで同行の娘とピラミッドにも行けて、日々充実して、楽しい気持ちで過ごし、帰って来ました。
自分で念入りに計画を立て、行動したことが良かったと思っています。
また再訪したいと思っています。(^-^)