11月18日日曜日、エジプトのカウメイヤ舞踊団創立者、ハッサン ハリール先生のワークショップに行って来ました。
木村カスミさんの通訳、監修による座学の貴重な3時間の勉強会です。
歴史、ルーツ、様々な民族舞踊の特長、先生がステップを踏んだり、座学だけど皆で民族舞踊幾つか踊りました。
民族舞踊は全て、その土地の生活や風習に基づくものですね。
先生のダンスではないという言葉が印象的でした。
ダンスというより、その土地の人々の生活や風習、歴史を身体を使って表現しているという方が近いのかもしれません。
ジプシーダンスでも、お洗濯して干したりとか日常生活が出てきますね。
私は、歌劇団の時にステージで日本各地の民謡も踊ってきたので、観点を変えて他のことも考えていました。
民謡で豊作を願う俵踊りや、稲刈りのカマと苗を持って踊る稲刈りの踊りを踊った。これはファラーヒ
民謡で大漁を祝う漁師の踊りで、大勢で一列になって網を持ち、漁師の男役が船の櫂を持って踊る踊り、女役も素手で踊った。
これはサムセメイヤ、バンブーティー
(海と運河の違いはありますが)
に置き換え想像をしたりしていました。
どこの国でもその土地の生活に密着したものばかりです。
習慣や願い(雨乞いとか)もあると思いますし、やはりこれは全身を使った表現。
余談ですが、サムセメイヤでスプーンを使う踊りががありますが、以前習った時、足にスプーンを打ち付け過ぎてアオタンになりました。(T-T)
今後も色々勉強してフォークロアを踊っていきたいと思います。
大変貴重な講義をありがとうございました。
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